【勝手に商圏分析】神奈川・伊勢原市 ピットギガ(閉店)
神奈川県伊勢原市、ピットギガ(246台)が、5/17での閉店を告知されています。
「25年間と永年に渡りご愛顧頂き 誠にありがとうございました」
※ 同店のオリジナルHPよりご挨拶文を引用。
伊勢原駅南口には3店舗あります。
駅から近い順に、ソレイル(333台)、エールいせはら店(327台)、そしてピットギガ。
3店舗で906台という駅前。
駅前店舗としての「立地」で見れば、駅からはヨーカドーの裏手、同店の立地は3番手と言わざるを得ません。
伊勢原駅の5.1万人という少なくはない乗降客数、駅周辺や足元の人口を考えれば、決して供給過剰というわけではありません。
駅近くの立地ながら専用駐車場150台を備え、車利用客にも対応できる店舗ではあります。
しかし車での運転15分商圏で見た場合、30店舗 1万3千台以上の市場となっています。厚木、本厚木、海老名、平塚、秦野などの複数商圏と大きく被ります。
ユーザー視点で見た場合、交通アクセス、駐車場や店舗規模など、「ここへ行く理由」、「大きな魅力」は見当たりません。
商圏データ↓
店舗中心で見る需給バランスだけでは評価できないケースの見本のような場所。
俯瞰で周辺商圏との相関を見る必要があります。
駐車場付き店舗としてはアクセスも規模も魅力が低く、
駅前型としては競合比較において劣勢。
営業力で補えるマイナスではないと思います。